ボートレーサー石本裕武のプロフィールと経歴

ボートレーサー石本裕武のプロフィールと経歴 石本裕武(いしもと ひろむ)は、大阪府出身のボートレーサーで、大阪支部に所属しています。 2022年11月、鳴門競艇場でデビューを果たし、すでにいくつかの優れた成績を残しており […]

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ボートレーサー石本裕武のプロフィールと経歴

石本裕武(いしもと ひろむ)は、
大阪府出身のボートレーサーで、大阪支部に所属しています。

2022年11月、鳴門競艇場でデビューを果たし、
すでにいくつかの優れた成績を残しており、業界内外で注目を集めています。

彼は関西大学法学部に在籍し、現役の大学生でもあります。

ボートレーサーとしてのキャリアと学生生活を並行するという、
珍しい“二刀流レーサー”として話題になっています。

プロフィール

  • 名前: 石本裕武(いしもと ひろむ)
  • 登録番号: 5267
  • : 131期
  • 生年月日: 2000年8月13日
  • 出身地: 大阪府
  • 所属支部: 大阪支部
  • デビュー日: 2022年11月3日
  • 身長/体重: 164㎝/51㎏

ボートレーサーを目指したきっかけ

石本がボートレーサーを志すきっかけとなったのは、
2019年に住之江競艇場で行われたグランプリ。

このレースで石野貴之が初優勝を果たした瞬間に魅了され、
自身もボートレーサーになる決意を固めました。

競艇選手としての理想的な体格(164cm)と運動神経を活かし、
石本は131期の養成所に合格。

そこで、驚異的な成績を残し、デビューへと繋げました。

大学生活との両立

石本は関西大学法学部に在籍し、
ボートレーサーとしての活動と並行して大学の授業もこなしています。

レースに出場する日々の中、レース場の宿舎でテストや課題に取り組み、
可能な限り単位取得を目指しています。

彼自身は「1.5刀流」と冗談交じりに語っていますが、
その努力は並大抵のものではありません。

大学卒業を目指す理由には、家族の意向もあるようです。

両親が、競艇という厳しい世界において、
安定したバックアップを求めているからかもしれません。

師匠と大阪支部での活動

石本の師匠は、大阪支部に所属する藤山雅弘選手です。

藤山雅弘

藤山選手は、これまでに7度の優勝経験があり、
特に3コースからのまくりで定評があります。

石本は、藤山の指導の下で技術を磨き、
インコース進入の許可を得たことが大きな転機となりました。

これにより、2023年8月には若松競艇場で初の優勝戦に進出することができました。

養成所時代の実績とデビュー後の快進撃

石本は養成所時代に圧倒的な成績を残して卒業しました。

リーグ戦では7.26という勝率を叩き出し、
優出回数・優勝回数ともにトップ。

しかし、養成所チャンプを逃したことが唯一の悔しい出来事でした。

2022年11月のデビューから、石本は瞬く間に頭角を現しました。

2022年12月にはびわこ競艇で初勝利を達成し、
わずか22走目で水神祭を迎えます。

続いて、2023年8月には若松競艇で初優勝戦に進出。

地元大阪の住之江競艇場でも印象的なレースを繰り広げ、
競艇ファンからの注目を一層集めました。

初の優勝戦とその後の成績

石本の初優勝は、
2024年1月に地元住之江で行われたルーキーシリーズ第2戦です。

7戦4勝という驚異的な成績で予選を突破し、
準優でもイン逃げを決めて優勝戦に進出。

結果は見事な逃げ切りで、デビューからわずか1年2か月で初優勝を達成しました。

この初優勝は、彼の持つ並外れた精神力と技術を証明するものです。

石本は特別なエースモーターに頼ることなく、
持ち前のテクニックと冷静な判断力で勝利を手にしました。

石本裕武の年収と将来性

石本はデビュー2年目にして、すでに年間獲得賞金約1,800万円を達成しています。

彼の成長速度を考えれば、A1級昇格や年収5,000万円超えも、
遠くない未来に実現するでしょう。

2023年の獲得賞金は17,900,000円、これは675位に相当します。

課題と成長の方向性

ただし、石本のキャリアには課題もあります。

2024年4月、住之江競艇場での「アクアコンシェルジュカップ」に出場した際、
石本は非常識なフライングを犯し、
初のF2(フライング2本目)となりました。

これは競艇選手として避けたい事態であり、
今後のレース出場に制約がかかります。

しかし、彼の持つ才能と努力を考えれば、
これを乗り越えてさらなる飛躍を遂げる可能性は十分にあります。

まとめ

石本裕武は、デビューからわずか2年でその名を広めたスーパールーキーです。

彼の持つ技術、冷静な判断力、そしてメンタルの強さは、
すでにA級レーサーに匹敵すると言われています。

今後も成長を続け、
やがてSG(スペシャルグレード)レースでの優勝を果たす可能性は非常に高いです。

競艇界の新星として、今後も目が離せません。

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