競馬ニュース:競馬でまたもやスマホ不正使用が発覚 永野猛蔵騎手の引退とJRAにおける不正行為について

永野猛蔵騎手の引退と競馬界における通信機器不正使用問題 日本中央競馬会(JRA)は2024年11月13日、若手有望株として期待されていた永野猛蔵騎手(22)の引退を発表しました。 永野騎手は騎手免許取り消しを申請し、同日 […]

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永野猛蔵騎手の引退と競馬界における通信機器不正使用問題

日本中央競馬会(JRA)は2024年11月13日、若手有望株として期待されていた永野猛蔵騎手(22)の引退を発表しました。

永野騎手は騎手免許取り消しを申請し、同日付で受理されました。

永野騎手の引退に至った背景には、調整ルーム内での通信機器(スマートフォン)を用いた不正行為や、骨折休業中の親族に対する予想行為があり、JRAによって厳重な処分が下されました。

この件により、競馬界では通信機器の使用に対する規制の強化が一層求められています。

永野猛蔵騎手のプロフィール

永野猛蔵(ながの・たけぞう)は2002年9月8日、新潟県新潟市で生まれました。

幼少期より馬に興味を持ち、小学5年生の際に新潟競馬場の乗馬スポーツ少年団に参加し、競馬への関心を深めました。

その後、競馬学校に進み、2021年3月に美浦トレーニングセンターの伊藤圭三厩舎に所属しデビューを果たしました。

デビュー戦で見事に初勝利を収め、その後も活躍を重ねてJRA通算111勝(2501戦)という記録を打ち立てました。

彼は「最終のタケゾー」とも称され、レースの最終盤で見せる集中力や勝負強さがファンに愛されていました。

引退の経緯と不正行為の発覚

永野騎手の不正行為が発覚したのは、2024年10月5日から6日にかけて東京競馬場の調整ルーム内でスマートフォンを使用していたことがJRAの調査により明らかになったことが契機です。

通常、騎手は調整ルーム内で外部との通信を行うことが禁じられていますが、永野騎手は通信機器を2台所持し、1台をロッカーに預け、もう1台を持ち込むという偽装工作を行っていました。

この不正行為は、1年4か月もの長期にわたり継続されていたとされています。

また、骨折による休業期間中には、永野騎手が親族に対して勝馬投票券の予想を行っていたことも判明しました。

自身が騎乗する馬や所属厩舎の馬は含まれていなかったものの、この行為は公正確保を掲げるJRAの規則に抵触しており、競馬界の信用を損なうものとされました。

裁定委員会による処分と引退の決断

不正行為が発覚した後、JRAは裁定委員会にこの件を委ね、10月8日から永野騎手の騎乗停止処分を決定。

11月13日に開かれた第1回裁定委員会では、彼に対して12か月の騎乗停止処分が内示されました。

この処分決定を受け、永野騎手は騎手免許の取り消し申請を行い、引退に至りました。

美浦トレーニングセンターの公正室長である赤井誠氏によると、永野騎手は調査の段階で引退を示唆しており、裁定委員会による議定が出た後に正式な申請があったと説明されています。

競馬界における通信機器不正使用問題

永野騎手の不正行為は、近年のJRAにおける若手騎手の通信機器不正使用問題の一環といえます。

2023年以降、調整ルーム内でのスマートフォンの不適切使用が相次ぎ、既に複数の若手騎手が処分を受けています。

例えば、2023年5月には若手騎手6人が、調整ルーム内でスマートフォンを持ち込んだことで騎乗停止となり、さらに今年には水沼元輝騎手が約9か月の騎乗停止処分を受けています。

また、藤田菜七子元騎手も調整ルーム内で通信機器を使用したことが発覚し、最終的には引退を決断しました。

今回の永野騎手の不正行為においても、JRAは競馬の公正確保に対する姿勢を示し、同様の行為に対する厳しい姿勢を取る方針を明確にしています。

競馬監督課も通信機器の使用に対する規制強化を指導しており、今後は競馬場の運用体制についてもさらに厳しくなるとされています。

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まとめ

永野猛蔵騎手の引退と不正行為は、JRAにおける通信機器の管理体制や若手騎手への指導が今後の課題として浮き彫りになりました。

競馬界全体としても通信機器の使用に対する意識を改め、競馬の公正さを維持するための取り組みが求められています。

永野騎手のキャリアは若くして終わりを迎えましたが、この一連の問題が、競馬界における規範の強化と公正な運用体制の確立に寄与する契機となることが期待されています。

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