SGチャレンジカップとは?2024出場選手や出場条件、歴史など

SGチャレンジカップは、ボートレースにおけるSG(スペシャルグレード)競走の一つで、年末に行われる「グランプリ(賞金王決定戦)」出場権をかけた最後の重要なレースです。 1998年に「競艇王チャレンジカップ競走」として創設 […]

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目次

SGチャレンジカップは、
ボートレースにおけるSG(スペシャルグレード)競走の一つで、
年末に行われる
「グランプリ(賞金王決定戦)」出場権をかけた最後の重要なレースです。

1998年に「競艇王チャレンジカップ競走」として創設され、
2010年に現在の名称に改められました。

SG競走の中でも比較的新しい大会であり、11月下旬に開催されることが恒例です。

2024は11月19日(火)~24日(日)まで、ボートレース下関で開催されます。

チャレンジカップの意義と歴史

チャレンジカップは、SGの中では「マイナー」な位置付けとされていますが、
出場選手にとってはグランプリ出場をかけた最終チャンスとなります。

特にグランプリの出場ボーダーライン上にいる選手にとっては、
まさに「最後の懸け」となる大一番です。

この大会はもともと、
10月のボートレースダービーから年末のグランプリまでの
大規模レースの間の「空白期間」を埋めるために創設されました。

また、売上向上を目的として、
11月の「中休み」となる時期に開催されるように設定されています。

当初、チャレンジカップは
「競艇王チャレンジカップ競走」として1998年にスタートし、
2009年までこの名称が使用されました。

大会の名称は変更されましたが、
当初から続く「最後の勝負駆け」の意義は変わりません。

さらに、2014年からは女子レーサーが参加する
「レディースチャレンジカップ」と同時開催となり、
チャレンジカップの出場者数が34名に改定され、より競争性が高まりました。

出場資格と条件

チャレンジカップの出場資格は、
毎年1月1日から10月31日までの獲得賞金上位34名に限定されます。

この大会では他のSG競走と異なり、
前年の優勝者やトライアル進出者の優先出場権が設けられていません。

つまり、前年の優勝者であっても、
直近の成績が振るわなければ出場は認められません。

また、フライングやスタート事故などを起こした選手は
除外される厳しい条件が課されています。

さらに、出場選手に欠員が出た場合には予備選手が繰り上がりで出場します。

このように公平性を重視した出場基準が設けられているため、
チャレンジカップには選ばれた34名が全力を尽くし、
ボーダーラインの争いが非常に激しくなります。

2024年出場選手

以下が11月19日(火)~24日(日)まで、ボートレース下関で開催される2024年のSGチャレンジカップの出場選手になります。※賞金額は11月1日時点

順位選手名獲得賞金
1位馬場貴也138,792,833円
2位毒島誠118,547,500円
3位峰竜太95,820,333円
4位平本真之92,600,466円
5位菊地孝平92,298,000円
6位池田浩二84,609,000円
7位関浩哉83,877,760円
8位定松勇樹81,877,000円
9位宮地元輝80,159,333円
10位土屋智則79,735,333円
11位松井繁78,395,000円
12位瓜生正義68,872,999円
13位佐藤翼62,487,000円
14位森高一真61,733,266円
15位吉川元浩60,963,666円
16位前田将太60,428,333円
17位片岡雅裕58,100,666円
18位島村隆幸57,640,000円
19位深谷知博56,151,000円
20位篠崎元志54,540,532円
21位遠藤エミ52,762,000円
22位白井英治52,741,500円
23位椎名豊52,675,000円
24位磯部誠52,611,333円
25位石野貴之50,949,466円
26位寺田祥50,452,000円
27位石渡鉄兵49,885,006円
28位上野真之介49,500,666円
29位湯川浩司48,832,500円
30位齊藤仁48,433,070円
31位山崎郡47,516,866円
32位赤岩善生46,501,519円
33位濱野谷憲吾45,595,333円
34位河合佑樹45,567,000円
ここまでが出場ボーダー、以下予備選手
坪井康晴45,252,000円
西村拓也45,229,000円
池永太44,616,000円
中島孝平44,582,426円
吉田拡郎44,517,733円

除外選手一覧※賞金額は11月1日時点

順位選手名獲得賞金
3位桐生順平118,277,333円
5位茅原悠紀93,637,333円
11位西山貴浩80,604,333円
15位上條暢嵩74,217,000円
16位山口剛72,898,333円
18位丸野一樹67,784,833円
25位新開航57,588,000円
33位宮之原輝紀50,574,466円
43位原田幸哉45,265,333円

優勝賞金と賞金増額

チャレンジカップの優勝賞金は、2024年度から3600万円に増額されました。

過去数年間で賞金額が増加し、2022年の3300万円から2023年には3400万円、
さらに2024年には3600万円に引き上げられています。

ボートレース全体の売上が好調であることから、賞金が上昇傾向にあり、
SG競走だけでなくPG1やG1レースの賞金も増額されています。

これは、選手にとってのモチベーションを高める要因となり、
チャレンジカップでも賞金を目指す選手が増加しています。

チャレンジカップの勝負ポイントとボーダー争い

チャレンジカップでは「グランプリ出場の3つのボーダー」が争われます。

これらのボーダーは、1つ目が「グランプリ2ndのシード権(6位以内)」、
2つ目が「グランプリ1stの出場権(18位以内)」、
3つ目が「F休み選手の特例出場権(21位以内)」です。

  1. グランプリ2ndのシード権(1~6位)
     上位6名に入ると、グランプリの1stステージが免除され、モーターの選択で有利な立場となります。順位が上がるほど有利なスタート位置が確保できるため、6位以内を目指して激しい競争が繰り広げられます。

  2. グランプリ1stの出場権(18位以内)
     毎年熾烈な争いとなるのが「グランプリ出場権を得られる18位」のボーダー争いです。賞金ボーダーラインは6000万円前後で、選手たちは最終日まで賞金獲得を目指し、ランキングに影響を与える勝負が続きます。2022年には、ランキング25位の深谷知博が優勝し5位に浮上するなど、波乱の展開も見られました。

  3. F休み選手のグランプリ特例出場権(21位以内)
     SGや準優勝戦でのスタート事故による出場停止がある場合でも、グランプリでは特例措置が適用されます。21位以内に入るとグランプリに出場できるため、F休みの選手にとっては最後のチャンスとなります。しかし、2023年4月のルール改正により、準優・優勝戦でのスタート事故は対象外とされ、より厳しい条件が課されています。

チャレンジカップのレース展開と予想のポイント

チャレンジカップ初日には「ドリーム戦」と呼ばれる特別レースが開催され、
賞金ランキング上位6名が内枠から出場します。

このレースは、得点のボーナスが加算されるため、
予選突破に向けた重要なステップです。

また、チャレンジカップの決勝戦は「イン逃げ」が非常に多く、
特に1コースからの逃げが高い信頼度を持っています。

2013年以降、11回中10回が1コースからの逃げで決着しています。

チャレンジカップのレースは11月下旬に開催されるため、
気温や湿度の影響でモーターの性能が高まり、
インコース有利な展開になりやすいとされています。

さらに、グランプリ直前ということもあり、
フライングを避ける慎重なスタートが予想され、インからの固い決着が期待できます。

売上推移とチャレンジカップの将来展望

チャレンジカップの売上は年々増加傾向にあります。

特に2020年の蒲郡大会では、歴代最高の売上を記録し、
他の公営ギャンブルと比べてもボートレースの売上は群を抜いていると言われます。

オンライン投票の普及や、在宅率の増加が追い風となり、
競艇全体の人気が高まっているのも影響しています。

まとめると、SGチャレンジカップは、
年末のグランプリ出場をかけた最後の決戦であり、
ボートレースファンや選手にとって非常に重要な大会です。

ボーダーラインの争いが激化し、毎年ドラマチックな展開が見られます。

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