競艇(ボートレース)における「騒擾惹起」とは?

競艇(ボートレース)における「騒擾惹起」とは? 競艇における「騒擾惹起」は、競艇ファンが騒動を引き起こすきっかけになる行為を指します。 具体的には、公平かつ公正でなくてはならないボートレースにおいて、八百長を疑われるよう […]

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競艇(ボートレース)における「騒擾惹起」とは?

競艇における「騒擾惹起」は、競艇ファンが騒動を引き起こすきっかけになる行為を指します。

具体的には、公平かつ公正でなくてはならないボートレースにおいて、
八百長を疑われるような行為が該当します。

騒擾惹起は「そうじょうじゃっき」と読みます。

騒擾惹起に該当する違反行為は以下の通りです:

  • 八百長
  • 周回誤認
  • 意図的な低速走行
  • フライング後の完走

これらの行為は、公平かつ公正な競争を阻害し、競艇の信頼性を損なう可能性があります。

したがって、これらの行為は厳しく罰せられ、違反者は重大な罰則を受けることになります。

罰則は違反の内容によりますが、レース中に騒擾惹起を犯した場合、
選手は「即刻帰郷」を命じられます。

これは、その日に2レース目があったとしても出場することはできず、
強制的に帰宅を命じられる処分です。

また、「即日帰郷」もあり、これはその日に予定してあるレース終了後、帰宅が命じられる処分です。

どちらも当日に帰郷が命じられるのは同じですが、即刻帰郷はより重たいペナルティとなります。

騒擾惹起に接触する違反を犯すと、後の褒章審議会にかけられ処分内容が決定します。

八百長が明らかになった場合は、ボート界から追放されます。

また、極めて悪質な違反をした場合も、引退勧告をはじめとした重たい処分が下るでしょう。

その他、稀に起きる周回誤認などでは、
過去の例から「3~12ヵ月程度の出場停止」の処分が下されています。

過去の事例

過去には、吉田凌太朗、富名腰桃奈、松村康太、藤原菜希などが周回誤認や低速走行で出場停止になった事例があります。

また、中村亮太と西川昌希は八百長疑惑で話題になりました。

  1. 吉田凌太朗:吉田凌太朗は2023年3月の若松一般戦で周回誤認を犯しました。レース中に失速し、明らかな周回誤認がありました。これにより、吉田は次のレースを待たずに即刻帰郷となりました。


  2. 富名腰桃奈:富名腰桃奈は2022年8月13日の若松一般戦で周回誤認を犯しました。内側3艇がフライングとなった波乱の展開の中、富名腰桃奈は自分もフライングだと勘違いし、2マークをターンせずピットへ戻ってしまいました。レース終了後、公式アナウンスで「周回誤認疑いのため即刻帰郷となりました」と周知されました。


  3. 松村康太:松村康太は2022年4月12日の江戸川一般戦で周回誤認を犯しました。3周1マークまで単独2番手を走行していた松村康太でしたが、ゴールだと勘違いして急減速しました。その結果、2着から4着まで順位を落としてしまい、八百長を疑う騒動にまで発展しました。


  4. 藤原菜希:藤原菜希は2020年2月20日の尼崎一般戦で低速走行を犯しました。1号艇の藤原菜希は難なくイン逃げを成功させ、独走状態で3周目を迎えました。しかし、2周目に5号艇中里優子が振り込んでエンストし、藤原が到着する直前に動き出しましたが、中里への優しさなのか急に減速しだしたのです。


  5. 中村亮太:中村亮太は2022年10月27日の下関一般戦で八百長疑惑が浮上しました。断トツ人気でインコースに座った中村亮太は、A1級レーサーとは思えないグダグダの旋回をしました。その結果、最終的な着順は6着となりました。


  6. 西川昌希:西川昌希は2016年2月15日の児島一般戦で八百長を犯しました。西川昌希はこの日、7R・12Rの2回走りました。その選手が1号艇に座れば黙っていても売れていきます。しかも、西川にとって負けても痛くないレースでした。しかし、本番では「ターンが膨らんでしまった」ように膨らんで6着となりました。

これらの事例を見ると、競艇における騒擾惹起は深刻な問題であり、
適切な対策が必要であることが明らかです。

しかし、現在のところ、ルール改正などの具体的な対策は行われていません。

協会側に改善する意思があるのかは不明ですが、
これからも八百長を疑ってしまう違反は続くと思われます。

競艇の信頼性を保つためには、適切な対策と厳格な罰則が必要です。

競艇ファンとしては、公平かつ公正な競争が行われることを期待しています。

この問題についての更なる議論と改善が待たれます。

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